Ellis in Wonderland


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薔薇の朝、ジャスミンの日差し





エリスおねいさん率いる薔薇バード東方旅団は、ヨルダンのあたりで小さな赤ちゃん銀河とお友だちになったわ。白うさぎはお留守番。お友だちの赤ちゃん銀河は、朝まだ暗いうちからメタモルフォーゼの手法を伝授してくれたわけだけど、それはやっぱりはじめて聞いた言葉だったから、とても参考になったよ。

ほんとうのことを言うと、美人たちが西洋と東洋の狭間で軽々と国境を越えてしまうこと、それこそがやっぱり真のエクソダスかもしれないという可能性を、エリスは少し考えてるわ。プレシャスが動き出す市場で、白い卵にバランスよく配置された地球や天の川をすごく高く売りつけようとぼんやりと見るともなしに見ていたら、光よりももっとキレイで爽やかな素粒子が大気に飛び出していくではありませんか。


450円のパウダーで完成する。そういうことを赤ちゃん銀河も言っていたから、エリスが思ってたことは正しかったなって、にっこり微笑むと、赤ちゃん銀河も新しい香りをたっぷり出して、大気中に輝いて広がって、また再びメイクパレットの彼方へと消え去った。それはちょうどカモバードのお腹くらいの大きさ、柔らかさ。そして薔薇の朝、ジャスミンの日差し。知りたかったけどけっして見えなかったもの、ずっと触ってみたかった高貴な古典アラビア語に見つけたこのうえなく聖なるAl-Fatiha。プレシャスなるわたくしの飛行ルートは、トルコ石よりも青く、ルビーよりも燃えるように、いまもクォークの瀑布と併走しています。

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